探せ!いいおやじ
小説、または現実における、素敵おやじ探しの日々。今野敏さんの小説を愛しております。今年は野久保さんを全力で応援します。
様々な人の「交渉人 真下正義」の感想を巡っていると、大体のところでこの問題にぶち当たっていることが多い気がします。
何故犯人はああなってしまったのか。
これを自分なりに解釈してみました。
(映画の話なので、おやじについてはあまり語りませんが映画のいいおやじのカテゴリーに入れておきます)
まず、映画を見ていない方は読まないでください。
ネタばれしなければ、この事については語れませんので。
犯人の最後については、私も見た直後はとても嫌な気持ちになりました。消化不良もいいところです。このままほおりだされて、観客はどうしたらいいか分かりません。
帰ってから一日を普通に過ごして今日ものんべんだらりとしていた私は、皆さんの感想を読んでからある一つの考えに行きつきました。
あの犯人は、真下さんに全ての計画をそして彼の心の中にある何かを知られてしまったので、消えてなくなるしかなかったんです。
この場合、現代にタイムマシンや時空を移動するもの、または完全にその世界から自分という存在を消去してしまうものはありませんので、死という結果しか残らなかったのです。
最初は、何かに対する挑戦という形をとっていましたが、それ自体がもはや虚構に過ぎなかった。これを成し遂げる事で彼が得られるものは、ある特定の世界のみに存在する特殊な人間達に自分の存在を知らしめ、畏怖と畏敬の念を持って賞賛されることではないかと思います。
社会や、地域などよりも、遥かに小さくて限られた空間の中にだけ存在するコミュニティー。それは、彼にだけ特別大きく見えるのです。
皆さんにも少なからずこういった世界はあると思います。
今まで守られていたその何かは、今回のことで全てを結晶化に導き、完全な何かに収まるはずだったのです。
それを完全とまではいかないが、阻止された事で彼の中にある考えられないほど巨大な自尊心は傷つけられ否定されたわけです。
そこにいなくても、僕はやっていける。(こんな感じセリフがありました。言葉は間違ってますけど)
この真下さんの言葉がすべてを語っているように思えます。
彼もある意味では、深い世界に入る事も可能な人間です。それをしなかったのは、彼には外へ向かえるちゃんとした世界があったからです。仲間がいて、好きな人がいて、尊敬する人がいて。
それは全て生身であるし、何かを通してのものであっても(たとえば、歴史上の人物とか、ブラウン菅越しにみる人とか)それが何であるかを明確に分かっている人なんです。
虚構に落ちて現実が曖昧になってしまった。
それが、あの犯人の姿だと思います。
そして、死体の有無が最後まで分からなかったこと。
これは、現代の犯罪、特に警察や一般市民が、全く訳が分からないと形容する事件に姿を持たせたものだと思います。
何処か薄気味悪くて、後味が悪い。
なくしてきた何かの代償が少しづつ現れているのだろうと。
あとは、あれだけ完全に自分という存在を消し去っていた犯人ですから、死体だって絶対さらさないと思いますけどね。
異常なまでの完全主義なんです。
こんな感じでまとめてみました。
勿論、解釈は様々ですから一様にこれだ!とは言えませんけどね。
貴方は、あの犯人に何を感じましたか?
何故犯人はああなってしまったのか。
これを自分なりに解釈してみました。
(映画の話なので、おやじについてはあまり語りませんが映画のいいおやじのカテゴリーに入れておきます)
まず、映画を見ていない方は読まないでください。
ネタばれしなければ、この事については語れませんので。
犯人の最後については、私も見た直後はとても嫌な気持ちになりました。消化不良もいいところです。このままほおりだされて、観客はどうしたらいいか分かりません。
帰ってから一日を普通に過ごして今日ものんべんだらりとしていた私は、皆さんの感想を読んでからある一つの考えに行きつきました。
あの犯人は、真下さんに全ての計画をそして彼の心の中にある何かを知られてしまったので、消えてなくなるしかなかったんです。
この場合、現代にタイムマシンや時空を移動するもの、または完全にその世界から自分という存在を消去してしまうものはありませんので、死という結果しか残らなかったのです。
最初は、何かに対する挑戦という形をとっていましたが、それ自体がもはや虚構に過ぎなかった。これを成し遂げる事で彼が得られるものは、ある特定の世界のみに存在する特殊な人間達に自分の存在を知らしめ、畏怖と畏敬の念を持って賞賛されることではないかと思います。
社会や、地域などよりも、遥かに小さくて限られた空間の中にだけ存在するコミュニティー。それは、彼にだけ特別大きく見えるのです。
皆さんにも少なからずこういった世界はあると思います。
今まで守られていたその何かは、今回のことで全てを結晶化に導き、完全な何かに収まるはずだったのです。
それを完全とまではいかないが、阻止された事で彼の中にある考えられないほど巨大な自尊心は傷つけられ否定されたわけです。
そこにいなくても、僕はやっていける。(こんな感じセリフがありました。言葉は間違ってますけど)
この真下さんの言葉がすべてを語っているように思えます。
彼もある意味では、深い世界に入る事も可能な人間です。それをしなかったのは、彼には外へ向かえるちゃんとした世界があったからです。仲間がいて、好きな人がいて、尊敬する人がいて。
それは全て生身であるし、何かを通してのものであっても(たとえば、歴史上の人物とか、ブラウン菅越しにみる人とか)それが何であるかを明確に分かっている人なんです。
虚構に落ちて現実が曖昧になってしまった。
それが、あの犯人の姿だと思います。
そして、死体の有無が最後まで分からなかったこと。
これは、現代の犯罪、特に警察や一般市民が、全く訳が分からないと形容する事件に姿を持たせたものだと思います。
何処か薄気味悪くて、後味が悪い。
なくしてきた何かの代償が少しづつ現れているのだろうと。
あとは、あれだけ完全に自分という存在を消し去っていた犯人ですから、死体だって絶対さらさないと思いますけどね。
異常なまでの完全主義なんです。
こんな感じでまとめてみました。
勿論、解釈は様々ですから一様にこれだ!とは言えませんけどね。
貴方は、あの犯人に何を感じましたか?
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