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2005/11/14 (Mon) ちょっと変わったキャリア

キャリアを描いた作品で面白いものというと、私の中ではやっぱり「踊る大捜査線」が思い浮かびます。
こんな風になっているのかと、初めて知ったのもこの作品のお陰。
でも、大体が、現場とキャリアといった構造でその対立というか関係を描いたものが多いです。

今、私が読んでいるのはとにかくキャリアばっかり出てくる小説です。

隠蔽捜査 今野敏 新潮社
(アマゾンへ飛びます。表紙画像あり)

事件は、三十代の男が拳銃で撃たれて殺される殺人事件からはじまります。
その内似たような事件が起きて連続殺人ではないかと捜査は進みますが、被害者が過去に犯罪を起こした前科を持つものだと分かる。そして、事件が起こる周期から竜崎はとんでもない犯人像を導き出すことになります。
そんな中、竜崎の周りでも秘密裏に処理しなければならない事実が発覚する。

で実際まだ読み終わってないので結末はまだ分かりません。
どうなっちまうんだ…。

それでは本題(笑)

「隠蔽捜査」におけるいいおやじ
やはり主人公と、彼の幼馴染の男でしょうか。
片や東大卒で、警察庁勤務(長官官房の総務課長)の竜崎伸也、47歳。
彼はとにかく自分がキャリアでだから国に尽くすのは当たり前で、自分の信念はとても強い。それがいきすぎているので、周りからは変人扱いされています。仕事一筋で、家族のことは全て妻に任せています。
家庭がしっかりあるのも奥さんのお陰なのにねえ(笑)娘の心配事にも、真面目に仕事優先で答えるものだから、ある意味すごい。だから変人(もちろんそれだけではないんですけれども)
片や彼の同期ではたった一人私大卒、警視庁勤務(刑事部長)伊丹俊太郎、多分47歳。
竜崎とは対照的で、現場を重んじる男。自分からよく顔も出しているらしく、周りからの受け止められかたもいいらしい。
竜崎さんとは小学校の同級生で、とても明るくクラスの中心人物でもあったらしです。
二人は幼馴染。小学校が一緒でした。
竜崎さんの中では、伊丹からいじめられていたので幼馴染でも何でもないと思っているのに、周りはいいコンビだとか、幼馴染だとか、仲がいいとか言っています。

今野さんの小説でよく用いられる、対照的な二人の描写がことごとく私のツボをつくんです(笑)
竜崎さんは、がり勉くんで細身の華奢な男。
伊丹さんは、快活で筋肉質、実際よりも10歳は若く見える男。
まずこの体格差だけで物語として大満足します(笑)
嫌そうに話す竜崎にからかいも込めてちょっかいを出す伊丹が面白すぎます。
でも二人とも窮地にたたされて、何だかんだいってお互いを支えているんです。
いいおやじは、何かしら背負っているんですよ。

横山秀夫さんの警察小説が好きな方には、今野敏さんの警察小説おすすめです!
安積班や、逆風の街、などなど。
あ、講談社ノベルスのST班はエンターテイメントとしてお楽しみ下さい。

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2005/11/14 21:50 | [ 編集 ]


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